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2021.07.28
特集『みんなでボードゲームあそんでみた。』
みなさん、「ボードゲーム」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?
UNOや人生ゲームを思い浮かべる方は多いと思います。
もちろん、UNOや人生ゲームもボードゲームの一つですが、近年日本でも静かなブームとなっているボードゲームは、日本をはじめ世界各国の様々なゲームが注目されているのです。
ここno-deでも代表の歌藤や、職員の間でもボードゲームを趣味にしている人が少なからずおり、職場にもいくつものボードゲームが置いてあります。(休憩時間や、仕事の後など職員同士で遊ぶことも日常茶飯事だったり・・)
ゲームといえど侮るなかれ。ボードゲームは子どもが遊ぶものというイメージもあるかもしれませんが、実は大人が嗜む新たな趣味として、またビジネスシーンでも、有効なコミュニケーションツールとしての側面を持っています。
そんなわけで今回は、このボードゲームの世界を知ってる人も知らない人も含め、職員同士であらためて体験してみようという会を開いてみました。
普段はなかなか見えないその人の性格や立ち振舞いなど、ゲームをするからこそ見えてくるものもあるかも!?
勝負するか、退くか、駆け引きが熱いカードゲーム『小早川』
カードゲーム『小早川』は、それぞれが持つ1枚のカードで数字くらべを行い、より高い数字が勝つというシンプルなゲームです。
これだけ聞くと「どこに駆け引きが・・?」と思うかもしれませんが、テーブル中央に「小早川」と呼ばれる誰のものでもないカードが1枚だけ公開されていて、勝負する人たち同士で数字比べをした時に、「最も数字が低かったカード」に小早川が加勢し、最も低いカードに小早川の数字が合計されるのです。
これにより、たとえ高いカードを持っていても、低い人に逆転されてしまうかも・・・という駆け引きが生まれています。また、勝負する場合は参加料として手持ちのコインを1枚払わなければならないので、負けてしまうとコインも減ってしまいます。
この日は「小早川」を5人で勝負。
普段ではなかなか味わえないジリジリとした駆け引き勝負をみんなで楽しみました。
ゲームを通してその人の性格が垣間見えるのもボードゲームの魅力ですね。
あなたの体験談をそのままゲームにしたボードゲーム『黄金体験』
次に「黄金体験」というゲームを行いました。
こちらのゲームは「みんなが体験した時に思った感想や感情」などをヒントに、お題のカードが何かを当てるジェスチャークイズのようなものです。
一人が答えを当てる人(親)となり、その人はこのような「体験カード」を裏向きで1枚山札から引き、自分はそのカードの内容を「見ないように」持って、周りの人たちに見せます。
周りの人たちは、カードの内容を全員で確認します。
その後、親は1つだけ質問を行います。
たとえば『その体験をした時、どんな気持ちになりましたか?』など、です。
周りの人たちはその回答を各々行い、親はそれを聞いてカードの「体験」が何かを予測するのです。
見事、体験カードの中身を親が当てられたら点数がもらえます。
普段、仕事の中だけではなかなか聞く機会の少ない職員同士の「それぞれのパーソナルな過去の体験」などをゲームを通して聞けることで、とても新鮮な時間を味わうことができました。
普段仕事場で見えている姿もある意味ではその人の一部に過ぎず、色々な側面を人を見る大切さに気付かされますね。
他人の趣味嗜好を想像しよう!予想ゲーム『セイ エニシング』
最後に遊んだのは海外のパーティゲーム『セイ・エニシング』。
このゲームでは一人が親となり、お題カードからお題となる質問を一つ選びます。
たとえば、「○○さん(親)が500円で最もハッピーになる方法とは?」のような質問が書いてあったりします。
その後、周りの回答者たちは、親の○○さんが500円で最もハッピーになれる方法を考え、自分のホワイトボードにそれぞれ書いて、順番に発表していきます。
とか・・・、
のように・・・。
全員が発表したら、親は密かにどれが一番ハッピーになれそうか、発表された回答の中から1つを秘密裏に選んでおきます。
その後さらに、回答者たち全員は、親の○○さんがどの回答を選びそうか投票チップを使って予想するのです。
自分の回答が親に選んでもらえそうと思ったら、もちろん自分に投票してもOK。
その後、親が一番ハッピーになれる回答を選んでみんなに知らせます。
見事、当てた人は得点がもらえるという仕組みです。
このゲームでは親となった○○さんのことをみんなが必死に想像して回答を書きます。
普段、何気なく過ごしている日常の中では、他人である誰かのことをこんなに必死で考えることもあまりないかも知れません。また、親になったプレイヤーも、みんなが自分のことを考えてくれるというだけでも嬉しいですよね。
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とある海外のボードゲーム製作者の金言で、
「ゲームは人と人をつなぐ架け橋」
という言葉があるそうです。
この日はまさにその言葉を体感する時間になったように思います。
皆さんも、職場や家庭などでボードゲーム遊んでみてはいかがでしょうか?
遊びを通して、普段はなかなか見えない「人同士」繋がりや、暖かさが見えてくるかもしれませんよ。
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■ボードゲームが遊べる場所情報
JR瀬田駅から徒歩1分 hello coffee stand
https://twitter.com/hello_bgcafe
世界のボードゲームが常時600種類以上あるボードゲームカフェです。
皆さんもご興味あれば是非遊びに行ってみて下さい。