incline-BLOG
2024.12.26
「インクな日々③(インクライン雑感)」
「インクな日々③(インクライン雑感)」
みなさま、こんにちは☺
放課後等デイサービス、inclineです。
ブログの内容が執筆者の趣向に寄り過ぎていないか最近心配になってきた、執筆担当です。できるだけ素直に感じたことやお伝えしたいことを綴っていけたらと思いますので、もし何かの機会にお目に触れ、お付き合い頂けることがあれば幸いです。
早いもので今年ももう終わりですね。
去年もこの時期同じことを考えていた気がします。
インクラインでの日々はバタバタで、子どもたちの成長に置いて行かれないよう、日々勉強させてもらう毎日です。
子どもたちと過ごす時間は楽しく特別ですが、実は「ああ今日はいい一日だった!」とすっきりした気持ちで一日を終えられることはほとんどありません。
もっとああしてあげたら良かったかな?とか、こういうところが○○くんにとっては過ごしやすい環境ではなかったかな?とか、自分が支援員として何かもっとしてあげられることがあった気がして、どこかもやっとした気持ちを持ち帰って反省する日々です。
それでもね、1年に数日だけ、ほんの数日だけですけど「今日は100点だったな!」って感じられる素晴らしい日があるのですね。
今年の活動でいえば、みんなで草津駅から京都駅に電車に乗って遊びに行きました。万が一の事故があってはいけないので、電車に乗るときは支援員も緊張します。子どもたちも普段ほとんど電車に乗る機会がない子が多いからドキドキです。
でも頑張って一緒に乗ってみると、みんなすごい速度でこの経験の情報を吸収しているのがよく分かるのですね。外の景色を一心に集中をして目で追っている子、緊張しながら座席に座ってあたりを見回している子。乗り物が好きでとにかく嬉しそうでニコニコしている子。
京都駅についたら、最近険しいお顔をして過ごされているなって感じていた利用者の子が、すごくいい笑顔で楽しそうに歩いてくれて。みんなご機嫌なので、ランチにおしゃれそうなお店を挑戦してみると、少しバタバタしながらもとても美味しそうに完食してくれて。デザートは売店で京都っぽいスイーツを探して食べて。みんながウキウキした気分のまま京都駅の展望コーナーをお散歩したりしました。
やっぱり子どもたちが楽しそうで、しかもいい経験が積めているなって思うと、支援員としてはとても幸せな気持ちになります。みんなと一緒に展望デッキを歩きながら、自分の人生でとても素敵な一瞬として、今日が思い出に残っていくのを感じます。こんな気持ちにさせてくれる子どもたちって、本当にすごいですね。みんなのおかげです。
支援員として、このように感じられる日をできるだけ多く作っていけるよう頑張っていきたいです。本年はありがとうございました。来年もまたよろしくお願いいたします😊